南フランス旅暮らし

生活拠点の街、フランス南西部に位置するトゥールーズ(Toulouse)での暮らしとフランス国内外の旅の記録。

アンドラ公国(Andorra)

トゥールーズから車で約3時間のアンドラへ行ってきた。

トゥールーズ近辺で高速道路を使うと大体いつも視界に現れるピレネー山脈、その山の中にある小さな国。ちなみにこの国はヨーロッパだけどEUには加盟していません。しかしユーロは使えます(なんだそれ)。さらに言うとスイスだってEUではありません。複雑だなー。

アンドラの入口近辺

気候変動の影響で近年は夏にアフリカからの熱波が繰り返しやってくるようになった欧州、真夏でも山の中の涼しい国だったアンドラも今回とっても暑かった。フランス人の夫が子供のころ両親に連れられて行った時は夏でも夜は上着必須だったそうで、念のため持って行ったけれど全然必要なかった。

アンドラの首都、Andorra la Vella(アンドラ・ラ・ベリャ)

アンドラ・ラ・ベリャの中心部。商店街って感じ

2012年までは消費税が無かったので、ショッピング大国だったそう。2022年現在でも4.5%と低めに抑えられているのでモノによってはフランスで買うよりも安いけれど、私がぐるっと商店を見回した感じだとお得感があったのはお酒とレストランの食事くらいかな。他はやや安いものもあるなー、くらいなのでショッピングするぞ!!という気にはならなかった。というか、あまりにも暑くて夫婦共に体調不良ぎみ、買い回りする気力が、、でも今思うとビールくらいは免税の範囲で買っておけばよかったかな。

 

海外で日本食って基本は食べないのだけれど(だいたい中国人界隈の方々が経営していて、本当の日本食とは言えないお味。ほぼイミテーションだが値段は高い)、アンドラでは清潔感のある日本食レストランがぽつぽつとあって値段も許容範囲だったので一店伺ってみた。

見た目からしてしっかりオリジナルを研究してそうな寿司

焼きそば。かつお節が湯気にゆられておどっているところは合格点

日本で食べる日本食に比べるともちろんお値段お高めだけれど、このレベルであればまあ良しとしよう。

海外まで来て日本食?と思われるかもしれないので現地の洋食屋さんにも行ってみました。タコ料理があったので頼んだらドン!と運ばれてきたのがこれ。

足一本そのままグリル、マッシュドポテトを添えて

事前に夫から聞いていた情報だとアンドラはフランス語が通じるという話だったけれど、今回行ってみたらホテルのフロントスタッフ1名とドッグストアの薬剤師さん1名を除いて、フランス語で会話OKな場面はありませんでした。昔はもっとフランス語話者がいたらしい。基本はスペイン語で、英語もかなり通じます。ローカルのカフェに行ってみたらスペイン語オンリーなんてことはありました。

補足的に駐車場情報ですが、アンドラ・ラ・ベリャの街中はほぼどこを選んでも料金共通の有料パーキングが点在していて、街の中心部からかなり離れたところだとやや安めの駐車場もあります。私たちは街の中心のホテルのそばの駐車場に2泊3日停めて、計55ユーロ程でした。

いつかまたプチ旅行しに戻ってくるかも。トゥールーズからは直通のバスも出ているので、ご興味のある方はぜひ。